ここは「花待館」の別館となっています。非公式で「うみねこのなく頃に」「テイルズオブエクシリア」「ファイナルファンタジー(13・零式)」「刀剣乱舞」の二次創作SSを掲載しています。
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お久しぶりです。LRFF13の情報もだいぶ出てきましたね。すごく楽しみです。
そんなわけで今回は妄想LRFF13ネタ。ミコッテライトニングかわいい。13-2やりたい。
では、どうぞ。
箱舟の中にて
そんなわけで今回は妄想LRFF13ネタ。ミコッテライトニングかわいい。13-2やりたい。
では、どうぞ。
箱舟の中にて
世界が滅びる13日間、ライトニングは目覚めた。
それは世界を救うためであり、人々の魂を滅びから解放するためである。
唯一世界の寿命を延ばせるホープのもとに身を寄せたのも、そのためである。ブーニベルゼに誓っても良い。
……決して目の前の男といちゃつく為ではない。
「ライトさぁん……いい加減観念してください。僕、ライトさんの為だけにこの衣装作ったんですよ!」
目を爛々と輝かせてにじり寄ってくる目の前の男……ホープが手にしているのはネコミミに長袖のトップス、異様に丈の短いミニスカート。
記憶より随分と逞しくなった青年から逃げながら、ライトニングは叫んだ。
「私は絶対着ないからな!本性出すな、このドスケベ!」
箱舟の中にて
とん、とライトニングの背が壁に当たった。それを見たホープの表情が嬉しそうに綻ぶ。
瞬時に彼女を壁に押し付けて、耳元で囁いた。
「着て、くれますよね?」
「あ……」
「僕、頑張ったんです。ライトさんの魅力を引き立て、戦闘に有利で、なおかつ僕の趣味にあうように試行錯誤したんです」
「最後のはなんだ、最後のは」
弟同然だったホープのトンデモ発言に開いた口がふさがらない。が、そんなライトニングの心を知ってか知らずかホープはこんなことを泣きそうな顔でのたまった。
「だって!僕、ライトさんのこと、好きなんです!良いじゃないですか、僕の作った服を着て、ライトさんが世界を救う。二人の共同作業じゃないですか!」
ね、と首を傾げる様は昔と変わらない。思わず絆されて頷きそうになっていると、ホープの手が動いた。
「という訳で、脱ぎましょうね♪」
ライトニングは止める間もなく肩の防具を取り払われて、全く持って心許ない姿にされる。
「やめろ!お前何考えてる!」
「何言ってるんですか、ライトさんいっつも僕の前ではその格好じゃないですか!良いじゃないですか少しぐらい!」
ああ言えばこう言う、という言葉の典型例と化したホープに、さてどうしたものかとライトニングは頭を抱えた。遥か昔に抱いていた姉とも母ともつかない思いは、ここ数日で完全に霧散した。
もうあれから何百年と経ったのだ、変わらない方がおかしい。だが。
「お前変わりすぎだろう!自分で着替えるから向こう向け!」
もう衣装の方はライトニングが折れて着てやるしかないだろうが、せめてもの抵抗を試みる。
が、ホープはこうのたまった。
「たとえ着替えでもライトさんから目を離したくありません!」
「お前は何を言っているんだ」
訳が分からん、と彼女はため息を吐いた。そんな彼女を優しく抱きしめて、ホープは耳元で切なく囁く。
「1000年、本当に永かったです。いなくなってしまったライトさんを探して、ここまできました。だから、もうあなたを離したくないんです。……いいでしょう?」
「くっ……本当に……口が達者に……!?」
ライトニングが歯噛みしたとき、腰の辺りからパチン、と音がした。
鎧の留め具を外されたのだ。
「おいホープ!やめろ!」
この衣装はブーニベルゼとその他諸々の大きな力のせいでブラジャーが着けられないんだ、というライトニングの抗議は、ホープの笑顔に喉元で止まる。
「着替えて貰うだけですってば。本当はこのままひん剥いてふにふにしたいですけど、ちゃんと我慢しますから」
あんまりにあんまりな発言に、本当だろうな、と疑いの目を向ければ、本当ですよと苦笑いが返ってくる。
それでいてホープの手は止まらない。すべての金具を外し、ライトニングを下着姿にしてしまうと、恭しく彼女の手を取ってトップスに袖を通させた。
「……おいホープ、本当にこの服、戦闘に使えるんだろうな?胸元が開きすぎだ」
「使えます。まぁ、僕がライトさんの萌え萌えキュン☆な姿を見たかっただけですけど、それ相応の衣装です」
胸元は趣味ですがと言い放つ彼に、ライトニングはもう何度目かも解らないため息をつく。
成長したと思っていたら、とんだ変態になっていた。
が、その事態を招いたのは奇跡を乱発した女神エトロとその代償としてヴァルハラに引きずり込まれたライトニングだ。
他にもいた気がするが、この際それは考えない事にする。
「お前は本当に、どうしようもない性格になったな……私のせいだ」
やたら短いスカートを穿かされながら彼女がそう呟くと、ホープは首を横に振った。
「僕がライトさんを愛しているからこんな素晴らしい性格になれたんです。愛しています、ライトさん」
「お前……スカートの丈までこんなに短くして」
「良いじゃないですか、僕だってライトさんのぱんつ見たいです」
直前のセリフを見事に台無しにする彼のそばは、それでも少しだけ落ち着く気がする。
「ライトさん?」
「いや、マメだなと思って」
本当の気持ちは、もう少ししまっておくことにした。
それは世界を救うためであり、人々の魂を滅びから解放するためである。
唯一世界の寿命を延ばせるホープのもとに身を寄せたのも、そのためである。ブーニベルゼに誓っても良い。
……決して目の前の男といちゃつく為ではない。
「ライトさぁん……いい加減観念してください。僕、ライトさんの為だけにこの衣装作ったんですよ!」
目を爛々と輝かせてにじり寄ってくる目の前の男……ホープが手にしているのはネコミミに長袖のトップス、異様に丈の短いミニスカート。
記憶より随分と逞しくなった青年から逃げながら、ライトニングは叫んだ。
「私は絶対着ないからな!本性出すな、このドスケベ!」
箱舟の中にて
とん、とライトニングの背が壁に当たった。それを見たホープの表情が嬉しそうに綻ぶ。
瞬時に彼女を壁に押し付けて、耳元で囁いた。
「着て、くれますよね?」
「あ……」
「僕、頑張ったんです。ライトさんの魅力を引き立て、戦闘に有利で、なおかつ僕の趣味にあうように試行錯誤したんです」
「最後のはなんだ、最後のは」
弟同然だったホープのトンデモ発言に開いた口がふさがらない。が、そんなライトニングの心を知ってか知らずかホープはこんなことを泣きそうな顔でのたまった。
「だって!僕、ライトさんのこと、好きなんです!良いじゃないですか、僕の作った服を着て、ライトさんが世界を救う。二人の共同作業じゃないですか!」
ね、と首を傾げる様は昔と変わらない。思わず絆されて頷きそうになっていると、ホープの手が動いた。
「という訳で、脱ぎましょうね♪」
ライトニングは止める間もなく肩の防具を取り払われて、全く持って心許ない姿にされる。
「やめろ!お前何考えてる!」
「何言ってるんですか、ライトさんいっつも僕の前ではその格好じゃないですか!良いじゃないですか少しぐらい!」
ああ言えばこう言う、という言葉の典型例と化したホープに、さてどうしたものかとライトニングは頭を抱えた。遥か昔に抱いていた姉とも母ともつかない思いは、ここ数日で完全に霧散した。
もうあれから何百年と経ったのだ、変わらない方がおかしい。だが。
「お前変わりすぎだろう!自分で着替えるから向こう向け!」
もう衣装の方はライトニングが折れて着てやるしかないだろうが、せめてもの抵抗を試みる。
が、ホープはこうのたまった。
「たとえ着替えでもライトさんから目を離したくありません!」
「お前は何を言っているんだ」
訳が分からん、と彼女はため息を吐いた。そんな彼女を優しく抱きしめて、ホープは耳元で切なく囁く。
「1000年、本当に永かったです。いなくなってしまったライトさんを探して、ここまできました。だから、もうあなたを離したくないんです。……いいでしょう?」
「くっ……本当に……口が達者に……!?」
ライトニングが歯噛みしたとき、腰の辺りからパチン、と音がした。
鎧の留め具を外されたのだ。
「おいホープ!やめろ!」
この衣装はブーニベルゼとその他諸々の大きな力のせいでブラジャーが着けられないんだ、というライトニングの抗議は、ホープの笑顔に喉元で止まる。
「着替えて貰うだけですってば。本当はこのままひん剥いてふにふにしたいですけど、ちゃんと我慢しますから」
あんまりにあんまりな発言に、本当だろうな、と疑いの目を向ければ、本当ですよと苦笑いが返ってくる。
それでいてホープの手は止まらない。すべての金具を外し、ライトニングを下着姿にしてしまうと、恭しく彼女の手を取ってトップスに袖を通させた。
「……おいホープ、本当にこの服、戦闘に使えるんだろうな?胸元が開きすぎだ」
「使えます。まぁ、僕がライトさんの萌え萌えキュン☆な姿を見たかっただけですけど、それ相応の衣装です」
胸元は趣味ですがと言い放つ彼に、ライトニングはもう何度目かも解らないため息をつく。
成長したと思っていたら、とんだ変態になっていた。
が、その事態を招いたのは奇跡を乱発した女神エトロとその代償としてヴァルハラに引きずり込まれたライトニングだ。
他にもいた気がするが、この際それは考えない事にする。
「お前は本当に、どうしようもない性格になったな……私のせいだ」
やたら短いスカートを穿かされながら彼女がそう呟くと、ホープは首を横に振った。
「僕がライトさんを愛しているからこんな素晴らしい性格になれたんです。愛しています、ライトさん」
「お前……スカートの丈までこんなに短くして」
「良いじゃないですか、僕だってライトさんのぱんつ見たいです」
直前のセリフを見事に台無しにする彼のそばは、それでも少しだけ落ち着く気がする。
「ライトさん?」
「いや、マメだなと思って」
本当の気持ちは、もう少ししまっておくことにした。
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