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ここは「花待館」の別館となっています。非公式で「うみねこのなく頃に」「テイルズオブエクシリア」「ファイナルファンタジー(13・零式)」「刀剣乱舞」の二次創作SSを掲載しています。
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C90新刊のWEB版になります。
LRFF13シークレットエンディング後、とてもワーカーホリックなホープ君がライトさんにとあるお願いをする話です。
同人誌版は後日BOOTHにて通販予定です。(エロシーンが大幅増量の予定です)
妄想による職業・世界観の捏造がございます。


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――ああ、見たい。とても見たい。今すぐ見たくてたまらない。
「というわけでですね、気が付いたら買っていたんですよ。……昨日帰ったら届いてました」
「お前本当に疲れてるんだ。帰るぞ」
メイド服を手に取ることもなく、エクレールは机に置いたはずのカバンを手に取る。
「あの、メイド服は」
「研究室はメイド喫茶じゃないだろ」
彼女の答えはにべもない。上目遣いをしたら少しは悩んでくれるかなぁと思ってはみるが、同居を申し出た時の素っ気ない反応からしておそらく芳しい成果は得られないだろう。ちぇ、と唇を尖らせてホープも帰る支度を始める。貴重な研究資料は金庫に入れて、鍵を閉める。本は本棚に、映像資料は専用の箱に入れる。飲みかけのアイスコーヒーを流し込むと、エクレールがグラスを洗いに行った。その間にメイド服はきちんと畳んで袋に入れ、自分のカバンの中にしまう。どうにかして彼女に生活を監視してもらえないだろうか。本音を言えば家でも職場でも一緒にいたいし、彼女と結婚したい。不規則な生活は恋人に心配をかけてしまっているし、負担になっているだろう。
分かってはいるのだが、どうしても彼女のいない生活に耐えられなかったのだ。それはホープの我儘だし、弱さでもある。それでも、どうしてもエクレールが必要だった。
「ホープ、終わったぞ」
「帰りましょうか」
一緒に研究室を出て、鍵を掛ける。総務部に寄って二週間の休暇を取ると申請すれば、特に忙しい仕事もない時期故か「やっとですか、お二人ともですね」という言葉と共にあっさりと受理された。玄関でセキュリティを掛けて門を出ると、どちらからともなく指と指を絡ませる。冷房のせいで少し冷えた指先が心地よい。研究所では恋人同士だということを隠していないけれど、恋人らしいことは人通りのあるところでしたくなるものだ。それがどこか誇らしくて、照れ臭くて、思わず顔を見合わせて微笑みあう。
「帰りにデートするのもいいですね」
「……ああ。マーケットに寄って夕食を買ってもいいし、どこかで食べるのもいいし。そのあとレイトショーなんかにも行くとセラが言っていた。……だが今日は夕食を買ったら帰るぞ」
その嬉しい言葉にあれ、と思わなかったわけではない。だが、それ以上に早く帰ると一緒に食事にも行かれるし、映画も見に行ける、という可能性にホープは浮かれきっていたのだ。だからマーケットでバゲットを買って、普段ならマーケットの手前を左に曲がる彼女がホープと同じ方向に歩き出したとき、あれ、と首を傾げた訳である。
「エクレールさん?」
「なんだ」
「今日、来てくれるんですか」
エクレールはしばしぽかんと呆けた表情を浮かべる。それからつやつやの唇が動いた。
「その、つもりだが」
「あの、本当に、僕を監視しに来てくれるんですか……?」
恐る恐る口に出した問いに、途端に彼女の頬が真っ赤に染まる。勢いよくこちらを向いた、きりりと吊り上がった眉と目尻が可愛らしい。
「お、お前が! 言った……ことだろう……!」
鞄を持って肩をいからせながら耳まで染まった様がまるでコミックでよく見るヒロインのようで、ホープの頬もつられて熱くなった。


☆  ☆  ☆


ホープの家は一軒家である。この研究所に就職するにあたって、隣国に引っ越していった親戚から譲り受けた、小さいがお洒落な家だ。ドアを開けてエクレールの背を押して中に入れる。
「お邪魔、します」
前の世界で十四歳だった頃から好きだった女性が今自分の家の中にいる。たったそれだけのことと言えばそうなのだが、ずっと夢見ていたことだけに嬉しい。いや、それ以上に幸せで……照れ臭い。口元が緩んでいくのを自覚しながら後を追う。
「キッチン、借りるぞ」
テーブルの上にバゲットの入った袋を置いたエクレールがこちらを振り向く。同棲しているみたい、なんて感動を噛み締めながらキッチンに入り、戸棚からグラスとオレンジジュースの入った瓶を取り出す。
「オレンジジュースでいいですか?」
「ああ。……私は構わないが、ホープはコーヒーじゃなくていいのか?」
おそらく前の世界で夜中でもブラックコーヒーをがぶ飲みしていたことをヴァルハラから見ていたのだろう。確かに今でも徹夜はしなくなったとはいえ残業をする時はブラックコーヒーが必需品なのだが、今日ばかりはコーヒーを飲まなくともいいだろう。
「ええ。今日は持って帰った仕事もありませんから、オレンジジュースでいいんです」
ね、と果汁百パーセントの瓶を振って見せると、くすりとエクレールが微笑んだ。
「そうだな。……今日は、徹夜しなくてもいいもんな」
「ええ。……そう、ですね」
徹夜しなくてもいい。そう考えれば楽ではあるのだが、今二人は恋人同士で、一つ屋根の下にいる。しかも家人などはおらず、完全に二人きりという状況である。エクレールはともかく、一つ屋根の下で二人きり、という単語を理解してしまったホープにはとてもとても落ち着かない。
二人とも少ない数ではあるがデートを重ねてきた。休暇日はちょっとお高いホテルのランチを一緒に食べて、そのまま夕方まで一緒にいることが多い。であるからして、二人とも経験済みである。部屋を取ってさえしまえばそういうことに特に支障はないので、珍しく定時に仕事を終えた日などは二人で少し賑やかな町まで出かけて、家には帰らずにホテルに宿泊してそのまま……ということも数はそう多くないがあったりもする。なお、ホープとしてはエクレール以外の女性と付き合うつもりも結婚するつもりもないため、健全なお付き合いだと主張したいところだ。
とにかく、何度か肌を合わせている間柄で、初めて恋人を家に招いた身としては、いろいろと妄想がはかどってしまうのである。休みの日は仕事をしなくても良いように、持って帰った書類は一つもない。メイド服を着てくれるか否かはともかく、意識が覚醒してギンギンの悶々で一晩を過ごす、などということにもなりかねない。
(それはもう実質徹夜だ……)
というよりも悲しい。非常に悲しい。とはいえよからぬことをして嫌がられるのも避けたいところだ。そんなことを悶々と考えていると、エクレールがこちらをじっと覗き込んでいた。
「ふわぁ!?」
思わず飛び退くと、彼女は非常に怪訝そうな表情を浮かべる。
「どうした? ぼうっとして」
「いいいいやですね! エクレールさんが僕の家にいるという幸せを噛み締めていましてですね!」
ギンギンの悶々としていました、というところは省いて事実を説明する。本当か? と首を傾げたあと、一応は納得してくれたらしいエクレールはグラスを取り上げてテーブルに持って行ってしまった。慌てて後を追う。
「ほら、食べるぞ」
「はい」
バゲットをもさもさぱりぱりと食べながらちらりと向かいを見ると、ちらちらとこちらを伺う蒼い瞳とかち合った。にこ、と微笑んでみれば白い頬がうっすらと染まる。
「どうしたんですか?」
「……いや、なんでもない。なんでもない、が……あの、さっきの、本気、か?」
「さっきの?」
首を傾げれば、いやなんでもない、とまた言葉を濁される。が、思い当たる節がちゃんとある。
「メイド服ですか?」
本音を言えば着てほしい。非常に着てほしい。メイド趣味があるわけではないが、きっと着てくれたらこの二週間の休暇は二人にとってより有意義なものになると思うのだ。だが、この世の何よりも彼女の嫌がることはしたくないのだ。もしエクレールが本気でメイド服を着るのが嫌だというのならば、やはり無理強いをするのはよくないと思うのだ。
「……その、気が進まないのなら……あなたの嫌がることはしたくないんです」
だから、と口籠ると、彼女はバゲットを置いてオレンジジュースをあおる。それからゆっくりと頷いた。
「……お前が言ったんだからな? それに私も二週間、お前を監視すると言ってしまったから……後悔、するなよ?」
うっすら染まった頬と、こちらを軽く睨んでくる可愛らしい瞳を前にホープから出てきた言葉といえば、
「幸せだなぁ……」
の一言だけであった。


☆  ☆  ☆


バゲットを食べ終えてからメイド服を差し出すと、エクレールは案の定微妙そうな顔をした。
「……まぁ、スカートが長いから……いいか」
渡したメイド服は研究室でも出した、スカート丈が足首の少し上まである、いわゆるヴィクトリアンメイドである。
「あの、短かったら……」
スカートの短いフレンチメイド型だったらどうなのだろうと興味本位で口に出せば、見事にそっぽを向かれてしまう。
「着てもいいが二週間は絶対に着ない」
「……ですよね」
「というかホープ、お前本当に休暇を取るんだろうな?」
「取りますよ! なんて言ったってエクレールさんとの二週間の休暇! ですからね」
へぇ、と彼女の片眉が跳ねあがった。
「本当だな? 休暇のフリして研究所に行ったりしないな?」
「やりませんってば! というか、そんなのどこで聞いてきたんですか!」
「先月の研究所合同食事会でザイデル女史に」
「なんですと!?」
実のところ、休暇と申請しながら研究所に仕事に行った、というのはエクレールと再会する前にやったことがあるのだ。おそらくそれを粒子科学研究室のアリサ・ザイデル女史に見られていたに違いない。理化学系の棟とエストハイム研究室は意外に近いのである。
だがしかし。
この世で一番大切な恋人が自分の家で休暇を取っているのに、彼女に嘘をついてまで仕事に戻ることなどできようか。いや、出来ない。
「もう、エクレールさんったら。あなたがここにいるんだから、そんなことするわけないですよ」
ね、とエクレールの顔を覗き込めば、しばらく難しい表情をしていたが、ふと口元が緩んだ。
「そう、だな。……信じているぞ、ホープ」
「はい」
ああ、幸せ。その気持ちのままにホープは彼女をまっすぐ見つめて、顔を近づける。もう少し、もう少しで触れ合える……その時、くるりと彼女が後ろを向いた。
「え、エクレールさん……」
「これ、着るのは風呂の後でもいいか?」
「あ、はい」
「わかった。……バスルームは?」
着てくれるんだ、と浮き立った心のまま、ホープはエクレールの手を握ってこっちです、とリビングのドアを開けた。


☆  ☆  ☆


エクレールがお風呂に入っている間に、ホープは寝室の準備をしてしまうことにした。幸いこの家の……もとい、自分の寝室のベッドはダブルサイズだ。一緒に寝たところで何の問題もなかろうと彼女の荷物も一緒に運び込んで、今朝起きたまま放っておいたせいで皺の酔ったシーツを整える。クローゼットから枕をもう一つ取り出して自分の枕の隣に置く。
「明日、エクレールさんの部屋着とか、買いに行かないとな……」
何せ二週間だ。彼女の家から持ってくるのもやぶさかではないが、同居していない以上はこの家に持ち込んだものを休暇が終わると同時に彼女の家まで持って帰らなければならないのだ。当然行きも帰りも荷物持ちはホープがやるとして、持ち込むものを同居するわけでもないのに選ばなければならないのはエクレールにとっても負担だろう。
それならば近くの量販店まで買いに行ったほうが楽というものである。
「いつ泊まってもいいようにいろいろ揃えておこうかな」
今日はありあわせのもので我慢してもらうことになるが……とため息を吐いて、ふと気づいた。
メイド服を着るなら、寝る前とはいえ化粧もしたがるだろうか。
彼女なら化粧などせずともメイド服が似合うとは思うのだが、大分前に立ち読みした雑誌に化粧は女性のマナーとかなんとか書いてあったような気がするから、ありえないとは言い切れない。それに……ホープだってやってみたいことがある。
恋人の美しいかんばせに自分の手で口紅を引きたい、ということだ。たしか大学生の時に見た映画か何かで話の筋は忘れたが、主人公が恋人の唇に細い筆を使って口紅を引くシーンがあって、それがどうしようもなく切なくて官能的だった覚えがあるのだ。
あのふっくらした唇に筆を滑らせたら、どんなに艶やかに色づくのだろう。控えめに漏れる吐息も、軽く閉じられた目も、きっと背筋が震えるほどに美しい光景なのだろう。
しばらく考え込んだ後、彼女のカバンからレモン色のポーチを取り出してバスルームへ向かう。ノックをすると温かな湯気の気配と共に衣擦れの音がする。
「エクレールさん」
「ん、どうしたホープ」
「あの、お化粧品を持ってきたんですが、……入っても?」
暫し逡巡した後、彼女のああ、という戸惑いがちな返事が聞こえた。礼を言って中に入ると、バスローヴ姿のエクレールが迎えてくれた。ホテルに泊まった時によく見る光景ではあるが、やはり自宅のバスルームでも大層可愛らしい。
「すまないな」
「いえ、基礎化粧品はそこにありますから、今日はとりあえずそれで我慢していただけると嬉しいです。明日、必要なものを買いに行きましょうね」
ああ、と彼女は頷いて、ちらりと棚に置かれたメイド服に視線を移す。
「あれは前にボタンがあるタイプ……か」
「ええ。そっちの方が着やすいかなと」
ああ、ともはぁ、ともつかない曖昧な答えを返して、彼女はやはり難しい顔をする。
「あの、ダメでしたか……?」
「そうじゃない。バスルームに入った時から思っていたんだが……お前、何で女物の化粧品なんか置いてあるんだ?」
ちょくちょく帯に手を伸ばしかけていたものの、結局バスローヴ姿のままエクレールが怪訝そうに問いかける。鏡越しにその目線は化粧品の入った小さなボトルに注がれている。彼女がこの家に来たのは初めてだから、化粧品が置いてあるのが不思議なのだろう。
「あ、それ、いつかお泊りしてもらえるように準備していたんです。……もしかして肌に合いませんでした?」
「いや、そういうわけじゃない。……ただ、ビンにつめてあるから」
「どれがいいのか分からなくて、たまたま目に付いたものの試供品をいくつか頂きまして」
小瓶に詰めたのは、単に洗面所の見た目を整えたかっただけである。小さなビニルパックに入っているのだ、不注意で散らばってしまったらちょっと悲しい。それを素直に白状すると、彼女はそうか、と頷く。鏡越しの眼差しがどこか嬉しそうに潤んで見えた。洗面台の前に座ってパタパタと基礎化粧品を肌にはたくと、エクレールはほら、とホープのほうに向き直る。
「メイク、したいんだろ。……とはいえもう寝るんだからフルメイクはやめてくれ。それと、ファンデーションは持ってきているがクリームは持ってきていない。……アイメイクとチークはやらないからな」
「あの、知ってたんですか……?」
「なんとなく、な」
ホープが何を考えているか分かった上で、彼女はこうしてつきあってくれる。もしかしたらそれは前の世界で十四歳だった頃の名残かもしれない。それでも、その上で今のホープのわがままにつきあってくれているのだ。嬉しい、と唇を首筋に滑らせると、無言で頭を押しのけられた。
「もう寝るんだからな」
「……はい」
部屋から持ってきたポーチからルージュとグロスを取り出す。細い筆を使ってオレンジ色のルージュをふっくらした唇に乗せて、滑らせて行く。
「……」
筆越しに伝わる柔らかさに、心の奥底が震える。いつもこの唇に唇で触れているのに、新鮮な感覚だ。控えめに吐き出される息が、動かすまいと震えている唇が、とても健気で可憐に見えた。
「もうちょっとですからね……」
はみ出さないように、塗りムラが出来ないように細心の注意を払って塗った後は、グロスを筆にとってやはり唇に滑らせる。わずかに唇が震えるのは、彼女も緊張しているからだろうか。指先が震えないように細心の注意を払って塗り上げて、ホープはやっと息を吐いた。
「……できました」
筆を下ろすと、さっき塗ったばっかりの唇からほぅと安堵したような吐息が漏れた。鏡を見て、エクレールがその出来栄えに頷く。
「こういうの、美味いな。……慣れてるのか?」
「イメージトレーニングの成果です」
胸を張ってそう言うと、彼女はくすりと笑って立ち上がり、ホープの髪をくしゃくしゃと撫でた。
「そうか。……さて、着替えるから出てもらっていいか?」
「ふぁい」
着替えるところも見ているのはさすがに駄目だろうか、とエクレールを見つめていると、今度はさすがに駄目だ、と言い渡されてしまった。
「そうだ、明日の朝、一回家に帰って必要なものを持ってきたいんだが」
「……多分、また監視をお願いすると思うので……その、明日買い出しに行きませんか? 必要なものを含めて、ですが」
彼女はじっとホープを見つめたあと、僅かにため息を吐く。
「しょうがないな。……他ならぬ、お前の為だ」
でも今は出ていろ、と結局部屋の外に押し出されてしまった。


つづく
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プロフィール
HN:
くれさききとか
性別:
女性
職業:
社会人
趣味:
読書、小説書き等々
自己紹介:
文章書きです。こちらではうみねこ、テイルズ、FF中心に二次創作を書いていきたいと思います。
呟いています→@kurekito

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